Instagramでは、企業でも個人でも大半の投稿に「ハッシュタグ」がつけられています。投稿のキャプションに入力することで、自分で「ハッシュタグ」をつけることができます。InstagramではTwitterやFacebookのように投稿を拡散する機能がないため、多くのユーザーに投稿を見てもらうには「ハッシュタグ」がとても重要になります。
今回は企業のアカウント担当の方や、「ハッシュタグ」の持つ性質を4種類に分けて紹介します。
目次
ハッシュタグとは
「ハッシュタグ 」は記号では「#」で表され、インスタの投稿では「#犬」や「#dog」のように使われています。「ハッシュタグ 」を使うことで、より多くのユーザーに検索で投稿を見てもらうことができます。「ハッシュタグ 」はキャプションから「ハッシュタグ 」を入力することが出来ます。
ハッシュタグの入力の仕方を知りたい方はこちらから
なぜ「ハッシュタグ 」をつけるのか?
前述した通り、InstagramはTwitterやFacebookのように「リツイート」や「シェア」といった機能がありません。Instagramで自分の投稿を見てもらう方法は大きく2つです。
1.自分のアカウントをフォローしてもらう
自分のアカウントをフォローしてもらうことで、自分が投稿やストーリーを更新すると相手のタイムラインに表示させることができます。
2.検索してもらう
Instagramの検索では、「人物」、「ハッシュタグ 」、「スポット」の3つを検索して調べることができます。TwitterやFacebookと違って投稿内の文章(キャプション)は検索の対象にならないので「ハッシュタグ 」がより重要となってきます。
ハッシュタグの持つ4つの性質
「ハッシュタグ 」には大きく分けて以下の4つの性質があります。
それぞれについて詳しく見ていきます。
1.被写体の情報
「被写体の情報」は一般的によく使われるハッシュタグです。被写体の名前や特徴、場所と言った写真から得られる情報を整理してハッシュタグにします。自社のサービスから連想されるハッシュタグをつけるとより多くのユーザーに見てもらえます。
上の投稿では「柴犬」を撮影していることから、「柴犬」から連想される「犬」、「豆柴」、「日本犬」、「dogs」と言った具合にハッシュタグを使用しています。関連のあるハッシュタグを使用することで「柴犬」以外からも投稿を見てもらえる確率が高くなります。
また、「いぬ」、「犬」、「イヌ」、「dog」など同じ「犬」を表す単語でも表記が変わると全く違うものとして認識されます。そんな時は、「インスタ」から使用数の高いハッシュタグを調べることが可能です。
2.キャンペーン
「キャンペーン」では同じイベントに参加している者同士が繋がれたり、イベントの情報を集めるユーザーに検索してもらうことが狙いです。
上の投稿では「ごほうびリゾナーレ」という「キャンペーンハッシュタグ」を使用し、女性ユーザーに向けて「癒し」と「ごほうび」の瞬間の投稿を募集しました。
ユーザーが投稿しやすいかどうか、また他のユーザーが見て楽しいと思えるかどうかが「キャンペーンハッシュタグ」を使用するときに気をつけることになります。
3.コミュニティ
「コミュニティ」に使われるハッシュタグは主に同じ趣味を持っているユーザー同士で繋がりたいときに用いられます。「猫がすきな人と繋がりたい」や「いぬら部」などと言った具合に使われています。
上の投稿では「朝活」や「勉強垢さんと繋がりたい」、「英語垢」と言ったように自分が繋がりたい「コミュニティ」のハッシュタグを使うことで、同じハッシュタグを使用している他のユーザーにも投稿を見てもらえます。
4.感想や独自ハッシュタグ
「感想や独自ハッシュタグ」ではそれ自体で検索やリーチを意識しません。いくつかのハッシュタグの最後に入れて思わずクスリと笑えるようなハッシュタグを入れるケースもあります。
「安達祐実さん」の投稿ではキャプションに文章を入れるのではなく、敢えて文章を3つに分けそれらをハッシュタグとして使用しています。
「感想や独自ハッシュタグ」は羅列したハッシュタグ の最後のオチとして使われることが多いです。深い意味はなかったり食べた物の感想などをひとりごとのようにハッシュタグに入れるケースもあります。
まとめ
今回はハッシュタグを4種類に分けて説明しました。企業の担当者の方や個人の方で投稿をする際に意識してハッシュタグをつけて見てください。
こちらの記事ではもっと便利に「ハッシュタグ」を使えるツールをまとめてあります。